2015年10月16日金曜日

普段の学習法だけでは進歩がない! 海外出張に出てわかった、短期間でやるビジネス英語学習

アーッ! 普段は多忙で勉強に十分に時間が取れない、勉強はしているが英語力がついているとは思えない。でも海外出張を入れられてしまった。今後も数多く出張がありそう。「何とかしないと・・・」と土壇場の心境で考えてみました。

そうだ、そもそも英語がままならない人間に出張へ行かせる会社が悪い。「すぐになんて英語ができるようにならない」とあきらめました(苦笑)。それでアセリはまず消えました。

しかし、このままでは英語がいつになったらビジネスで使えるのだろうか、もっと何かできることをして上達を早めないといけません。

出張中は結構まとまった時間がある そこで何かをしよう

出張して気づきました、「出張中は結構まとまった空き時間があるな」と。

日本にいるときと違い、上司や同僚などから急に声を掛けられたり、細切れにミーティングがあったり、家族と(残念ですが)過ごしたり、ということがありません。何か用事があればメールで送ってくるので、1日に1~2回メールチェックすればいいし、メールで依頼があっても出張先からできることだけをやる。意外と時間があります。

日本の外は、生の英語に触れる絶好の機会

日本では、教科書とか教材の英語ばかりで、”今”の世界に即した英語はなかなかありません。その点、海外出張であれば、そういったことばに触れる機会がたくさんあります。

イヤが応でも英語が周りにあります。この機会を使わない手はありません。

でも、疲れているときはやりたくないです。ほぼほぼテキトーに読む、テキトーに見る、テキトーに聞く、という軽い気持ちでやろうと思いました。

すると、気になった文字とか音とかが頭に残ります。それで十分。

どんな時間を使ったか

長い時間の順に書きます。

行き帰りの飛行機の中

東京~韓国でも2時間、アメリカやヨーロッパなら10時間前後も飛行機に乗りっぱなしです。その間、ずっと英語の勉強はしていられませんが、1時間とか、別のことをし”ながら”だったら2~3時間くらいはできそうです。

ホテルの部屋にいる間

夕食から部屋に戻ってきてから寝るまでの間、朝起きてからホテルを出るまでの間、テレビはほとんどつけっぱなしにしました。

映画専門チャンネルがあって、おもしろそうな映画がやっていれば、それを見ていました。

地元のテレビ局ならニュースですね。その国、その地域で何が話題になっているのか、明日の天気はどうなのか、聞き取れなくても画面を見ればおおよそのことが分かります。

空港でチェックインした後

この時間はノートPCを取り出してメールを見たり出張報告を書いたりしていることが多いですが、それでも空き時間がたまにあります。

そこで、持参している英文資料をあらためて読んでみたり、出張中に入手したけどよく読んでいない資料とか雑誌とかを眺めるようにしました。

何を使って勉強したか

すでに少し書きましたが、あらためてまとめると次の通りです。

新聞・雑誌

飛行機の中で配られたり、ホテルによっては無料で新聞をもらえるところがありますね。

ただ1面から読んでいてはつまらないです。「出張中に会う人と少しでも会話が盛り上がるネタがないか」という視点で記事を探してみて、読んでみる。なければ、例えばビジネスパースンなら金融欄(Finance/Economy)だけを読んで、その国では何が話題になっているか、少し見ておきました。株価欄だけでもいいです。

持参した仕事の英文資料

単に、出張先での仕事の予習、です。英語に慣れていない間は、時間をかけてじっくりと読んでいました。

自分の英語教材

意外に役に立ちました。

「これだけは使おう」と思うフレーズや単語を覚える、リスニング・ヒアリング教材なら少し難易度の高いものに挑戦するなど、緊張しているときに出る馬力でやりました。

映画・テレビ

飛行機の中では、洋画か、日本映画の英語吹き替えを聞きました。内容は分からなくてもいいです。最初から分かりようがないですし、映画に出てくる英語の会話がビジネスの現場にそのまま登場することはありません(と後になって気づきました)。『英語の音に慣れる』のが目的でした。

ホテルの部屋ではテレビをつけっぱなしにしていましたが、わたしは地元テレビ局のニュース番組をよく見ていました。話されている英語は分からなくても、映像を見ればなんとなくテーマが分かります。

この出張を3~4回続けたら、”英語に慣れてきた”という感覚が得られました。この感覚は大きいです。英語教材CMではありませんが、ふと聞き取れる、話せる量が増えてきている、という実感がありました。

まとめ

  • 出張中は急用が入らないし、まとまった時間がとりやすい
  • 行き帰りの飛行機の中、ホテルでの朝晩の時間、空港でのチェックインのあと、が絶好
  • 生の教材がたくさんある

詳しくは別の記事に書いてみたいと思います。

やっていることはたいしたことはありません。日本での勉強との大きな違いは、リアルな英語と触れ合うすぐ現場で使う意識がある、の2点です。あらためて私の体験を読んでいただき、ご参考にしていただければ幸いです。

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